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活動内容
講演会
2024年第２回SSISフォーラム開催案内

2024年第２回 SSISフォーラム開催案内

一般社団法人半導体産業人協会
理事長　野澤滋為
講演企画委員長　有門経敏

平素、半導体産業人協会の活動に格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

2024年6月度フォーラムの開催をご案内いたします。

広く知られているとおり大規模データセンタの消費電力が深刻な問題になっています。科学技術振興機構・低炭素社会戦略センターの発表した「情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響～」によると、特段の低消費電力化技術を開発せず、現在の状況が続くと仮定するとデータセンタ関連の消費電力は2030年に世界全体で約3PWhに上り、世界全体の消費電力の10％に達すると予想されています。3PWhは、2022年に日本で消費された全エネルギーとほぼ等しい数値ですので、情報系が消費する電力の大きさを実感できると思います。

エレクトロニクスを初めとしてハード・ソフトを含めて低消費電力化技術が必須ですが、中でも光電融合技術に大きな期待が持たれています。そこで、この度、NTT研究所の荒金様をお招きし、NTTが世界に先駆けて開発している光電融合技術・IOWNについてご講演を賜ります。

お忙しいとは存じますが、皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

講演概要

『IOWN -通信から挑む持続可能な社会の実現-』

NTT研究企画部門 IOWN推進室　荒金陽助氏

講演要旨

インターネットのトラヒックは急増を続けている。今後はIoTデバイスも数多く加わることで更にトラフィックは増大すると見込まれる。この大量のデータを処理するために大量の計算機が必要となり、消費エネルギーの増大は深刻なレベルに至っている。ICTは今後のさらなる発展が期待される一方で、持続可能性の危機に直面しているのである。このような状況の中、NTTではIOWN構想を発表した。これは、よりスマートかつナチュラルで持続可能な情報社会の実現を目指した取り組みである。核となるのは光の技術である。光は電気に対して優れた特性を有しており、光ファイバーによる伝送といった通信にとどまらず、コンピューティングへと適用領域を拡大させることで、飛躍的に電力効率、処理性能を向上させ、新たなる価値を創出するポテンシャルを持つ。本講演では、通信分野から持続可能な社会の実現に挑戦するIOWNの取り組みを紹介する。

開催概要

日時	2024年6月24日（月）
プログラム	15：00〜17：00　講演
開催場所	オンライン（Zoom）
参加費	個人会員、賛助会員、準会員：無料一般：3,000円（消費税込み）
締め切り	6月20日（木）17:00
参加申し込み	メールタイトルに「2024年第２回SSISフォーラム参加申し込み」とご記載ください。メール文に、ご氏名、ご所属、メールアドレス、会員、または一般をご記載ください。半導体産業人協会事務局宛に、メールをご送付下さい。 ※以下メールアドレスはSPAMメール対策のため＠を画像化しております。【事務局アドレス：infossis.or.jp】一般（会員以外の方）でオンライン聴講ご希望される方には受付確認メールに半導体産業人協会の銀行口座番号をご案内しますので、口座に参加費をお振込みください（振り込み手数料は申込者負担）。お振り込み後のキャンセルはできません。振込確認後、オンライン接続情報をお送りいたします。一般の方も、当協会にご入会いただくと、入会後1年間会費無料で会員に登録できます。その場合は本フォーラムを無料で聴講することができます。個人会員、準会員入会のご案内ご質問がある場合、事務局（infossis.or.jp）までお問い合わせください。
参加申し込み	オンラインツールには今年度よりZoomを使用します。受付メールに会議URLを記しますので、URLをクリックしてご参加ください。
申し込み詳細資料	講演内容詳細・お申込みなどはこちらの詳細資料からご確認ください。 2024年6月度SSISフォーラムのご案内（pdf）